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幼少期から大人になるまで前歯がない人生ってどんな人生??歯がなく惨めだった僕の人生を語る。【人生・実体験】

どもども。

 

青唐辛氏です。

 

今回は前歯がない人間の人生の話。

 

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突然ですが私はここ最近まで前歯がありませんでした。

皆さんは前歯がない人間にどういうイメージをお持ちでしょうか?

あまりいいイメージはないんじゃないかなと思います。

シンナーや喧嘩…などなど…。

 

そらそうですよ!前歯とは人に当たり前にあるものですからね。

では、その当たり前にあるものがない人はどんな人生を送っていたのでしょうか?

ふと、今日人生を振り返る事があったので記事に残しておこうと思いました。

私の人生に興味がある方はそのままお読みくださいませ。

 

まず、なぜ前歯がなかったのかを語りましょう。

あれは小学1年生の時です。

僕は公園で転びました。

ええ、盛大に顔からね。滑り台の角に向かって転げ前歯を強く打ちました。

血がそれはもうだらだらと出ましたね。とても痛かったのを覚えています。

その際に生えかけていた大人の歯の神経が死んでしまったらしく。

僕の前歯は後出てくるだけの状態まで成長したまま歯茎の中から出てきませんでした。

 

もちろん歯医者にも行きました。

歯茎を切開し大人の歯が出てくるように引っ張るという治療をしましたがこれが失敗。

なんの効果もありませんでした…ただ痛いだけ。

そして差し歯も歯茎の中に歯があるから出来ないという事。

歯茎の中の前歯を除去するには大学病院で高額の治療が必要な事。

 

もちろん親は大学病院での治療を望みました。

我が家は母子家庭…母一人で育ててくれています。

小学生なりに迷惑はかけてはいけないと思い。

「いい!このままで!別に困んないし!」

と治療はしませんでした。

 

そこから小学生時代前歯がない状態で過ごしました。

小学生の頃は他に歯抜けの子もおり、まだ可愛い時代なので

特に生活に問題はありませんでした。

中学時代も特に触れられる事はありませんでしたね。

 

高校になると少しイジられるようになってきます。

でもそれは高校の男子のノリです。

「おまえシンナー吸うなよー(笑)」等、お笑いネタとしイジラレていました。

 

そして時は流れ、高校を卒業し社会人になりました。

ここから明らかに周囲の見る目が変わってきました。

当たり前です。普通の社会人は前歯があります。

無くても歯医者に行って入れてもらいますよね。

歯の治療をしていないという事は世間的には異常なんです。

 

最初に異常を感じたのは明らかに面接に受からない時期がありました。

面接の際に必ず「前歯どうしたの?」と聞かれます。

そして理由を説明すると「ふ~ん、なるほど」と軽い反応です。

大体こういう軽い反応は不合格でした。

 

でもね、落とす気持ちもわかりますよ。

求人に応募があって前歯がある人と無い人だったらある人選ぶでしょ(笑)

それは人間当たり前の選択だと思う。

 

決定的だったのはとある携帯会社の正社員で採用され試用期間でクビになった出来事。

新人ながら頑張って働いていたのですが、ある日初めて社長に逢う日がありました。

社長に会って最初に言われた言葉が

「君前歯ないの?ないとおかしいよ。早くいれなよ」

「申し訳ありません」と謝罪したのを覚えています。

そしてその月の終わりに店長から呼ばれ試用期間で終了となりました。

クビの理由は前歯を入れなかったからだそうです。

 

悔しくて悔しくて泣いたのを覚えています。

どうしようもないんだよ!好きで前歯がないわけじゃないんだ!

なんで僕は前歯がないんだろう…と悲しみしかありません。

 

そこで僕は思いました。

「僕は今後前歯がないままちゃんとした人間になってやる。そして前歯がない僕を好きになってくれる人が現れるまで前歯を入れない。絶対に見返してやる」

もう若気の至りというかなんというか変な決意をしてしまいました。

それほど悔しかったんです。

でも、この出来事が今の自分を作ったとも思っています。

 

この出来事から僕の考え方と生き方が変わりました。

自分は人よりも前歯がないというハンデがあるんだ。

皆よりも第一印象はー1でスタートするんだ。

だから認められる為には誰よりも人一倍努力しないといけないんだ。

という思考になりました。

 

歯がないマイナスイメージを消す為に全力の笑顔。

明るい性格と言葉遣いと話題。

誰よりも仕事では予習しスムーズにこなせるように反復と勉強する。

とにかく印象を良く!前歯の分のマイナスを消せるように!

 

前歯を言われたら笑い飛ばせ!

これは俺の武器だ!ネタにしろ!!

うん、完全に今の自分があるのは前歯がなかったからですね。

 

皆さん人間ってね、悲しいかな見た目なんですよ。

見た目じゃないよ!っていう人もいますが最初はどうしても見た目です。

 

前歯がない人間を見る人間の目はね。とても冷たいです。

明らかに人を見下した視線を感じる人がいます。

もちろん、そうじゃない人もいるんですけどね。

悲しいかな冷たい目線の方が圧倒的に多いです。

そして、その視線は見られている方は気づいています。

憐みの目。それは無慈悲で一番人を傷つけているんです。

 

そして時は流れ僕は今30歳を超えて前歯がある状態です。

それは前歯がない状態の自分を好きになってくれる人と出会えたから。

前歯がない状態で仕事を認めて頂ける事ができたから。

 

自分の中で前歯がない自分は卒業だと思える日が来たからです。

 

部分入れ歯なんですけどもね。未だに歯茎の中には前歯が埋まっています。

歯があると明らかに人からの視線や態度が違います。

ただ単に歯があるかないかだけなのにね。

僕という人間は何一つ変わっていないのにな。

なんてしみじみ思います。

 

だからもし前歯がない人と出会ったら少しだけ優しくしてあげて下さい。

あなたが今もしも前歯がなかったらどうですか??

そんなことを一度考えてみて下さい。

前歯がなかった僕の人生はこんな感じです。

 

今では洗面台にポリデントがある事で嫁と笑えるような人生です。

+で考えると前歯がないおかげで今の僕がある。

…という事にしておこう(笑)

さて、ポリデントにつけてくるかな!うひひ。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回の記事もよろしくお願いいたします。